ムオン族(ムオンぞく 越:Người Mường)はベトナムに住む少数民族である。人口は100万人ほど、ベトナムの少数民族の中で3番目に多い。ベトナム北部の山岳地帯、特にホアビン省とタンホア省に多く住んでいる。
民族・言語的にはキン族(ベトナム族)と最も近いとされている。ムオン語はベトナム語とともにベト・ムオン語群としてまとめられる。同系のキン族が平野部に住み、中国文化の影響を非常に強く受けた(紀元前111年の漢による侵攻以後)のに対し、ムオン族は山岳部で固有の文化を発展させたといわれている。タイ族との相互影響も大きく、文化的にはタイ族に近い点も多い。
かつては封建制的社会を形成しており、ムオンとはその社会的共同体(国)を意味する。
ムオン族の伝統的な葬儀は、祈祷師によって厳粛に行われます。棺桶は龍をモチーフにした鮮やかな布で覆われます。これは、死者の魂が龍に乗り天に運ばれるという意味があるそうです。以前の葬儀は、家の中に棺を安置し12日間も続きましたが、現在は約2日と短くなっています。葬儀の様子はビデオでも見ることができます。
fr0m wikipedia, hanoirekishi.web.fc2.com
記事作者: Minh Sinh
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