ベトナム北東部に位置するハロン湾は、古生代後期(石炭紀~ペルム紀)の 石灰岩の 奇岩,岩山が小さな島となって無数に浮かんでいます。伝説では、龍の親子が現れ、 その口から吹き出された宝玉が奇岩や岩山になったと言われ、龍が降りた湾、 「ハha=降りる」,「ロンlong=龍」の名が付けられました。
ハロン湾について、ミンシン会社のツアーを参考していただきます。
ティエンクン鍾乳洞は、バイチャイの船着場から、海上を南へ4キロほど行った所に浮かぶ標高189mの小島、 ダウゴー(Dau Go)島の中腹(海抜25m)にある鍾乳洞で、野球のグランド位の広さ(10,000m2)で、非常に高い天井(20m以上)を持つドーム状の空間や壁面に豪華な鍾乳石が隙間なくデコレートされています。
船着き場から30m(マンションの10階程度の高さ)の階段を登った所にある狭い入口を入って、ナントせっかく登った階段を5mほど下った所から探勝スタートです。
ベトナム語で「ティエンThien=天」,「クンCung=宮」,「Dong=洞」の意味を持つ洞内には、 反対側の出口まで、乱立する鍾乳石を縫うように長さ130mの通路が作られていて、 差し込む太陽光の光線が天宮へとつながっていると信じられている「天窓」、 洞の中央部には、天の宮殿の天井を支える列柱を彷彿とさせる4本の巨大な「石柱」、 出口への登り階段付近には、触ると子宝に恵まれると言われる「おっぱい岩」などの名勝が続きます。 洞内での所要は、ゆっくり見て回っても30分です。
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記事作者: Minh Sinh
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